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中学校に生徒が受験をする場合には、しかるべき先生が調査書を書く必要があります。書き方として注意すべき点がいくつかありますが、まずは楷書でペン書きで記入するということですが、その際には黒色又は青色で書くようにします。
中学校受験する生徒の調査書の書き方
中学校に生徒が受験をする場合には、しかるべき先生が調査書を書く必要があります。書き方として注意すべき点がいくつかありますが、まずは楷書でペン書きで記入するということですが、その際には黒色又は青色で書くようにします。様式をダウンロードしてパソコンで入力する方法が一般的だといわれています。
また在籍小学校などの情報は略称などを使わず正確に書くようにしましょう。欠席日数については、学年ごとに連続10日以上又は断続30日以上ある場合、「備考」欄にそのしかるべき理由を記入するようにしますが、とくに問題ない場合には欄に斜線を引いておきます。また調査書のなかに「受検上配慮すべき事項」という部分がありますが、
身体の障害、疾病等などがある場合にはその旨を記載していきますが、場合によっては受験先校長と配慮方法などを事前に協議しておくことが必要になる場合もあります。記入しなければならない項目として「各教科の学習の記録」もありますが、指導要録に記載されている内容に照らし合わせて記入していきます。
各教科の観点で実施していないものがあれば項目に斜線を引いておくことを忘れないようにしましょう。「特別活動の記録」などでは評価を記載することになりますが、十分に満足できる場合には◯、それ以外の場合は「・」としておきます。調査書は受験先中学校が吟味する上で重要な資料になりますので、しっかりとミスがないように記載することが重要です。作成した後は記載内容に相違ないかを点検、確認するようにしましょう。
高校進学用の調査書の書き方
高校進学用の調査書も基本的にはほかの調査書とは同じですが、いくつか注意しなければならないポイントがあります。たとえば「出欠の記録」がありますが、ここは3年生1学期までの記録になりますので間違いがないようにしましょう。「特別活動の記録」の欄にはクラスの役員や学校行事での役割などを書くことになりますが、
例えば〇〇委員会や〇〇応援団などと記載していきます。「指導上参考となる諸事項」には、学習時や日常生活での特徴などを記入していくことになりますが、取得している資格・検定などもこの欄に記載することができます。続いて「総合的な学習の時間の内容・評価」ですが、数字などで評価するというではなく文字で表現する必要があります。
校長、教頭、教務主任などとの委員会において正当な評価ができるように組織づくりをしておくことが必要だといえるでしょう。一般的に「特別活動の記録」や「指導上参考となる諸事項」などはとくに受験先学校が重視することは少ないといわれていますが、とくに特筆すべき点がある場合にはプラス印象になる場合もあります。
基本的には積極的なことを記載して、マイナス面になるようなことは記載しないようになっていますが、なるべく生徒の良い面をアピールできるように記載すると良いでしょう。高校進学用の調査書には他にも基本的な情報を記載することになりますが、生徒にとっては大事な資料になりますので間違いや記載漏れがないように注意して作成するようにしましょう。
大学進学用の調査書の書き方
大学進学用の調査書の場合、かなり細かい評価が必要になってきます。まずは学習成績概評をAからEで評価することになりますが、ここでいうEというのは高校卒業ができないくらいのレベルを指しています。学習成績概評Aに属する生徒の場合には、「学習成績概評」のなかで◯A(Aを◯で囲った)評価をすることができますので、とくに優秀な生徒にはそのような評価をすることもできます。
受験先大学のなかには「学習成績概評B段階以上」という条件を出しているところもありますし、国公立の大学の推薦入試ではほとんどA評価でないと難しいともいわれています。これらの評価のほかにも「特別活動の記録」などを記載する欄や項目もあります。この特別活動の記録のなかにはクラスの役員や学校行事での役割などを記載することになりますが、
面接などの際にはこの点において面接官から詳しい情報を聞かれる場合もあります。基本的に調査書を該当する生徒に見せることはありませんが、記載した点について面接官に聞かれる可能性があることを事前に伝えておくと親切かもしれません。前述に述べた評価に比べると、
「特別活動の記録」や「指導上参考となる諸事項」はそこまで重視しないといわれていますが、大学によってはとくに注目することもありますので生徒が良い評価を受けられるようになるべく詳細に記載するようにしましょう。大学進学用の調査書に限ったことではありませんが、調査書は受験先学校が参考にする大事な書類ですので注意して記入をすることが大切です。
調査書の評価部分の書き方
調査書には評価部分というものがあり、それぞれの評価を数値化しなければならないようになっています。まず調査書には履修した科目の評定と修得単位数の合計を記入していくわけですが、各教科の評定平均値というものを記載しなければなりません。この各教科の評定平均値というのは、評定の合計数を評定数で除したものを四捨五入することで出すことができますが、
この場合の小数第2位は四捨五入します。全体の評定平均値というものも記載しなければなりませんが、これは合計数をすべての評定数で除したもので、同様に小数第2位は四捨五入します。このようにして出された認定平均値ですが5〜4,3はAの評価、4,2〜3,5はB評価、3,4〜2,7はC評価、2,6〜1,9はD評価、それ以下はE評価というように区分分けされていきます。
大学によっては「学習成績概評B段階以上」というような注意書きがあるところがありますが、その場合には全体の評定平均値が3,5以上必要だということになるわけです。ちなみに合格者の評定平均値としてはB段階以上の場合には3,5ではなく4,0以上必要だともいわれていますので、
評価がギリギリの場合には注意が必要だといえるでしょう。国公立の大学の推薦入試などの場合には最低でも4,0以上の評価が必要だともいわれています。評価がギリギリでも特別活動の記録」や「指導上参考となる諸事項」などでアピールポイントを記載することでプラス印象になる場合もあるので、なるべく良い点を具体的に記載するようにしましょう。