小論文の書き方指導とその前に必要なこと
-
ふるさと納税の確定申告の書き方
ふるさと納税とは、ふるさと納税を行う人にとって関係が全くない土地柄でもできる地域への寄付です。その寄付では、寄付額の内2千円以外のすべての額を、寄付金控除として確定申告時に...
-
手紙の書き方~季節の挨拶~
改まったものから、気軽なものまで送る相手や内容によってそのスタイルは違います。内容を構成する基本のルールをしっかり押さえておくことで、失礼なのない手紙が書けます。正しい手紙...
-
中国 ビザの申請書の書き方
1.ビザ申請書について 2.本人情報に関しての書き方 3.訪中情報に関しての書き方 4.家賃、仕事あるいは学習に関しての書き方 5...
-
純損失の金額の繰戻しによる所得税の還付請求書の書き方
株式会社や有限会社といった法人を設立していない個人事業主であっても、税制面で優遇されるために活用される青色申告。そのいっぽうで白色申告よりも詳細に申告しなければならず、...
-
入学祝の袋の書き方
親戚の子どもが小学校や中学校・高校・大学に入学や進学をするときは、お祝いを渡す場合があります。兄弟の子どもである甥や姪は自分の子どもと年齢が近い場合が多く、数年おきにもらっ...
-
ひとがた雛形型の書き方
ひとがたは人の形ひ似せて和紙などを細工切りしたものや、人の姿を印刷したものなどを云います。日本の神道儀式の一つですが、その中でも陰陽道で用いられます。 ...
-
ソフトボールのメンバー表の書き方
ソフトボールをするときに、どのような打順でボールを打つのかという情報を明確にしないといけません。これを明確にしておかないと、次にボールを打つときに誰が打つのかわからなくなる...
-
確認・念押しの言葉の例文と書き方
ビジネスの重要案件などを取引先と一緒になって進める際、仕事を進める段階で一定の区切りごとにきちんと確認を行いながら進行していかねばなりません。 取引先を訪...
-
高校の卒業式の送辞の書き方
高校の卒業式の送辞とは、在校生が卒業生に向けて贈るはなむけの言葉になります。とても緊張するしーんですが、よく準備しておくならば、落ち着いて大役を果たすことができるでしょう。...
-
結婚式電報(親族・親戚)の例文と書き方
親族であれば、結婚式などの人生の節目となる行事には、なるべく招待されたら出席するのが一番よいですが、それでも病気や仕事などで式を欠席せざるをえないケースはあります。しかし、欠席の返...

受験指導教育を行う上でかなり難しいのが小論文の書き方の指導です。推薦入試や二次試験においては小論文が課せられることが多く、採用している大学も徐々に増えてきています。そのため、受験指導業界においても個々の学生の小論文対策を行うことが重要になっています。
小論文が入試課題として広まりつつあった頃には、適切な課題を出してその添削を行うというシステムで小論文の書き方の指導が行われてきました。
しかし、小論文対策を希望する生徒が増えるにしたがって
講師側も多忙になってしまい、小論文添削用に別にアルバイトを雇ってマニュアルに従って添削をしてもらうという状況になってしまう状況が訪れました。
このような状況は現在でも続いていますが、それだけでは小論文の書き方をなかなか学ぶことができず、近年になってからは書き方指導の授業すら行われるようになってきています。
小論文とは与えられた課題に関して自分の主張を論理的に
書いて訴えかけるものです。受験課題としてはある物事について説明するということを求められる場合もありますが、そういった知識面を除けば基本的には自分の考え方をわかりやすく相手に伝えられる文章を書くということに他なりません。
こういった教育は小学校の頃から作文という形で学んできているはずなのですが、あまり身についていないという現状があるのでしょう。それゆえに受験指導として小論文の書き方が重視されるようになってきているのです。
昔から小論文による入試がなかったわけではなく、受験指導業界の競争によりそういった講座が生まれたと考えることもできますが、実際には学生の文章力自体が低下している様子があります。
活字離れによって
日本語の語彙が著しく減ってしまっているため、フォーマルな言葉で文章を書いたり、印象に残るような表現を使ったりすることができなくなってきてしまっているのです。
情報源としてインターネットが用いられるようになっていますが、その文章は必ずしも文語として有用なものとは限らず、むしろブログ等には口語表現が集まっています。そのため、ますますフォーマルな語彙が減ってきてしまっているのです。
したがって、小論文の構成や書き方を学ぶという以前に、今の生徒達は語彙を増やさなければならないでしょう。これは一朝一夕にして身につけられるものではなく、良質な本を読むことで身につけていくものです。
せめて受験勉強が始まった頃から少しずつ本を読む習慣をつけるというのが小論文対策として重要となるでしょう。その上で、小論文の書き方について学ぶと語彙のレベルで苦労することなく文章を書いていくことができるので飛躍的に書く能力が向上するに違いありません。