小論文の書き方指導とその前に必要なこと
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退院祝いののしの書き方
友人や親戚、会社の同僚等、身近な方が入院先の病院から退院したことを知ったら、退院祝いを贈ることがあるでしょう。退院祝いは物を贈る場合もありますし現金を贈る方もいるでしょう。...
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色付きの影の書き方
影の色は、何色なのでしょう。大抵の場合は、影というと、黒か、ほとんど黒のような灰色をイメージする人も多いかもしれません。確かに、どのような場合も多いといえます。 &nbs...
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10月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方
10月の挨拶で結びをどんな風にしめくくるとまとまった文末になるかを例文を紹介しながら説明して行きます。手紙やメールで文頭や本文がいかに丁寧で素晴らしい内容であっても、結びがしっかり...
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出席の返信のはがきの書き方:ビジネス
結婚式や披露宴、同窓会などが行われる際には、招待状が送られてきて出席の可否を問われるものです。それを元に出席者の人数を確認し、席順を決めたり、お返しの品を考えたりしなければ...
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中学やる気の出るチョークボード黒板の書き方
チョークボード黒板とは、チョークで書き黒板消しで消すことのできる板のことをいいます。何度も消して書くことができます。連絡事項や伝達事項、または大勢の人への掲示などが行えます...
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お中元のお礼状(義父母・親戚・知人)の例文とマナーと書き方
日常生活をしていくうえで、人との付き合いは欠かせないことです。そして人との付き合いには大切なことがたくさんあります。小さい子どものころから身に付けておかなければならないことも多々あ...
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メッセージカードの書き方:英語編
1.メッセージカードの書き方 2.季節のイベントのときに送るカード 3.結婚式などの記念のカード 4.お祝いやおめでとうのメッセージ ...
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小論文の書き方のポイント
1.小論文とは 2.基本型を抑える 3.反対意見を受け入れることの重要性 4.自分の意見と理由の説明 5.結論できめる &n...
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中袋の書き方
知り合いや親戚にお祝いごとがある時は、相手に対してお祝いの気持ちを込めてご祝儀を渡しますね。もちろん現金をそのまま渡すわけにはいきませんから、ご祝儀袋に包んで渡すことになり...
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奨学金申し込み理由の書き方
奨学金は未納問題が起きていることもあり、貸し出しの際の審査は非常に慎重になされています。さまざまな情報を記入する中で唯一文章を入力しなければならないのが、奨学金を志望する理...

受験指導教育を行う上でかなり難しいのが小論文の書き方の指導です。推薦入試や二次試験においては小論文が課せられることが多く、採用している大学も徐々に増えてきています。そのため、受験指導業界においても個々の学生の小論文対策を行うことが重要になっています。
小論文が入試課題として広まりつつあった頃には、適切な課題を出してその添削を行うというシステムで小論文の書き方の指導が行われてきました。
しかし、小論文対策を希望する生徒が増えるにしたがって
講師側も多忙になってしまい、小論文添削用に別にアルバイトを雇ってマニュアルに従って添削をしてもらうという状況になってしまう状況が訪れました。
このような状況は現在でも続いていますが、それだけでは小論文の書き方をなかなか学ぶことができず、近年になってからは書き方指導の授業すら行われるようになってきています。
小論文とは与えられた課題に関して自分の主張を論理的に
書いて訴えかけるものです。受験課題としてはある物事について説明するということを求められる場合もありますが、そういった知識面を除けば基本的には自分の考え方をわかりやすく相手に伝えられる文章を書くということに他なりません。
こういった教育は小学校の頃から作文という形で学んできているはずなのですが、あまり身についていないという現状があるのでしょう。それゆえに受験指導として小論文の書き方が重視されるようになってきているのです。
昔から小論文による入試がなかったわけではなく、受験指導業界の競争によりそういった講座が生まれたと考えることもできますが、実際には学生の文章力自体が低下している様子があります。
活字離れによって
日本語の語彙が著しく減ってしまっているため、フォーマルな言葉で文章を書いたり、印象に残るような表現を使ったりすることができなくなってきてしまっているのです。
情報源としてインターネットが用いられるようになっていますが、その文章は必ずしも文語として有用なものとは限らず、むしろブログ等には口語表現が集まっています。そのため、ますますフォーマルな語彙が減ってきてしまっているのです。
したがって、小論文の構成や書き方を学ぶという以前に、今の生徒達は語彙を増やさなければならないでしょう。これは一朝一夕にして身につけられるものではなく、良質な本を読むことで身につけていくものです。
せめて受験勉強が始まった頃から少しずつ本を読む習慣をつけるというのが小論文対策として重要となるでしょう。その上で、小論文の書き方について学ぶと語彙のレベルで苦労することなく文章を書いていくことができるので飛躍的に書く能力が向上するに違いありません。