小論文の書き方指導とその前に必要なこと
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法人税申告書の書き方
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バザーの運営方法や、売上金額の流用の方法は、その学校によってまちまちであるといえます。主として、これは、学校行事のための資金を作るために開催する場合が多く、そのための企画な...
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レポート表紙の書き方
大学生になると途端に提出しなければなり、学生たちの頭を悩ますレポートですが、あまりの不慣れさからその書式は皆バラバラだったりします。ページ数が記載されていなかったり、やけに...
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七月の手紙の書き方
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特別償却付表2は、法人税の申告を行う際に作成して申告書に添付する書類の一つで、正式には「中小企業者等又は中小連結法人が取得した機械等の特別償却の償却限度額の計算に関する付表...
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文章の書き方にはやはり、コツというものが存在します。そして、コツを獲得する一番手っ取り早い方法というのは、書き続けることです。書き続ける、といっても、ただ書くだけでは得るものは少な...
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喪中はがきの書き方
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受験指導教育を行う上でかなり難しいのが小論文の書き方の指導です。推薦入試や二次試験においては小論文が課せられることが多く、採用している大学も徐々に増えてきています。そのため、受験指導業界においても個々の学生の小論文対策を行うことが重要になっています。
小論文が入試課題として広まりつつあった頃には、適切な課題を出してその添削を行うというシステムで小論文の書き方の指導が行われてきました。
しかし、小論文対策を希望する生徒が増えるにしたがって
講師側も多忙になってしまい、小論文添削用に別にアルバイトを雇ってマニュアルに従って添削をしてもらうという状況になってしまう状況が訪れました。
このような状況は現在でも続いていますが、それだけでは小論文の書き方をなかなか学ぶことができず、近年になってからは書き方指導の授業すら行われるようになってきています。
小論文とは与えられた課題に関して自分の主張を論理的に
書いて訴えかけるものです。受験課題としてはある物事について説明するということを求められる場合もありますが、そういった知識面を除けば基本的には自分の考え方をわかりやすく相手に伝えられる文章を書くということに他なりません。
こういった教育は小学校の頃から作文という形で学んできているはずなのですが、あまり身についていないという現状があるのでしょう。それゆえに受験指導として小論文の書き方が重視されるようになってきているのです。
昔から小論文による入試がなかったわけではなく、受験指導業界の競争によりそういった講座が生まれたと考えることもできますが、実際には学生の文章力自体が低下している様子があります。
活字離れによって
日本語の語彙が著しく減ってしまっているため、フォーマルな言葉で文章を書いたり、印象に残るような表現を使ったりすることができなくなってきてしまっているのです。
情報源としてインターネットが用いられるようになっていますが、その文章は必ずしも文語として有用なものとは限らず、むしろブログ等には口語表現が集まっています。そのため、ますますフォーマルな語彙が減ってきてしまっているのです。
したがって、小論文の構成や書き方を学ぶという以前に、今の生徒達は語彙を増やさなければならないでしょう。これは一朝一夕にして身につけられるものではなく、良質な本を読むことで身につけていくものです。
せめて受験勉強が始まった頃から少しずつ本を読む習慣をつけるというのが小論文対策として重要となるでしょう。その上で、小論文の書き方について学ぶと語彙のレベルで苦労することなく文章を書いていくことができるので飛躍的に書く能力が向上するに違いありません。