手紙の書き方を知らない子ども達
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スラスラ読める文章の書き方のコツ
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職務経歴書の書き方:飲食
多くの方が経験されていると思われる飲食業での業務経験。これは職務経歴書を見る相手にとって気になることです。どうしてかというと、飲食業はその職業柄、さまざまなことに気を使わな...
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中学生の読書感想文や課題作文の書き方
中学生であれば夏休み、冬休みといった長期休暇で誰もがぶち当たる大きな壁が読書感想文や課題作文ではないでしょうか。作文といっても、自由な読書感想文、課題図書の読書感想文、人権作文、家...
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宛名の書き方
1.ビジネスでのはがき、封書の宛名 2.個人宛の宛名の書き方 3.特定の職業の個人に宛てる場合 4.組織や企業などの団体に宛てる場合 ...
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見まいのしの書き方
見まい(お見舞い)という日本語は、もともと巡回するとか見回るという意味があった古語に由来しますが、現代では、病気で入院したり療養している人や事故や災難に遭遇してケガを負った...
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わかりやすく相手に文章を伝える書き方
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「~の折」の意味と例文と書き方
ビジネス文書や手紙など、書面で相手と連絡をとるときには、日常会話ではあまり使わないような語句や言い回しをすることがあります。 会話というのは相手の相槌など...
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履歴書封筒の書き方
雇われる形態に関わらず、面接を受ける際には必ず、履歴書が必要です。履歴書は、郵送する場合と、面接担当者などに直接、手渡す場合があります。どちらの場合でも、履歴書封筒の表書き...
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謝罪文の書き方の例文
1.謝罪文とは 2.前半部分の書き方 3.後半部分の書き方 4.謝罪文を出す際の注意点 謝罪文とは ...
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結婚式返信はがきの書き方
まず結婚式の返信はがきの返信のタイミングに関してですが、出席の場合は案内が届いてから1週間以内に返信するようにしましょう。一方、欠席の場合は、逆に早く返信し過ぎると失礼に値...
インターネットが盛んに使用されるようになり、パソコンや携帯電話が各家庭あるいは個人に急速に普及したことによって若い世代を中心にほとんど誰もが電子メールアドレスをもつようになりました。
誰もが個人に直接アクセスできる住所をもっているようなものであり、遠く離れていても電子メールであれば瞬時に情報を届けられることから汎用されるようになっています。
昔は遠く離れて住んでいる人とのやり取りというと、緊急性がある場合には電話、ない場合には手紙というのが一般的でした。今日ではこの構図が電話と電子メールとなり、手紙を書く機会が減少しています。そういった背景もあって、特に若い世代の人たちは手紙を書く機会に恵まれず、書き方すら知らないという現象が起こっています。
手紙の書き方として
形式的なものを考えるかもしれません。季節の挨拶に始まる美しい手紙を書くというのは人によっては一生経験しないものともなってしまいました。冠婚葬祭の案内状をしたためたり、仕事の都合で必要になったりすることはあるかもしれませんが、大人になってから経験するものという状態になっています。
しかし、少し問題視しなければならないのは、そういった形式張った手紙ではなく、日常的に友達に送るような手紙すら書き方がわからない人が増えているのです。
ハガキを送る場合には
表に宛先の住所、宛名、差出人の住所と名前を記載します。どこにどれを書いたら良いのかを知らない子ども達が増えているということが調査によりわかっています。確かに学校教育において教えるタイミングもなく、日常的に書くことがなければ知らずに育ってしまう可能性はあります。
電子メールが普及する以前にも手紙を書く機会が減っているということは嘆かれてきましたが、年賀状を書くという習慣は継続されていたため、子ども達にもハガキの書き方を知る機会が年に1度はありました。
しかし、電子メールの普及によって年賀メールで済ませてしまうことが広がり、年賀状すら書かない人が増えてきているのです。そのため、本当に一度も手紙を書かずに育ってしまう子どもが増えてきている現状があるのです。
それによりハガキの書き方を学ぶことはできても
実情として便利な電子メールが優先されてしまう可能性は否めません。直筆の文で伝えられるメッセージの重要さを認識するような機会が与えられない限り手紙の需要は減る一方になってしまうでしょう。
手書きする文字から伝えられる心のこもったメッセージの大切さを下の世代に伝えていくことが手紙の重要さを忘れさせないために必要です。家庭レベルでも祖父や祖母に手紙を書かせるなど、子どもに文通をする機会を与えてあげることが手紙の文化を守るには大切です。