のし袋の書き方
-
葉書の書き方
暑中見舞いや年賀状、お中元のお礼状など、葉書を使用する機会は多くあります。 今回は、その葉書の基本的な書き方等についてご説明します。 1....
-
障害者ケース記録の書き方
障害者の方の1日の様子について、介護士などの担当者がつけるのがケース記録です。基本的には施設によって書き方が決まっていますが、ここでは一般的なルールや適切な記載の仕方につい...
-
事業計画書の書き方
事業計画書は、単に自らの事業計画の内容を説明する為だけの物ではありません。自らの考える事業がいかに世の中に受け入れられるのか、そしてその中で事業を始めることで社会の発展に貢献で...
-
ETASの書き方
1.ETASとは 2.申請はインターネット上で 3.費用の支払い 4.認証保留と更新 ETASとは ...
-
香典の有志一同の書き方見本
訃報に接した時に、身近な方が亡くなったり、お世話になった方が亡くなった場合には、個人で通夜もしくは告別式へ参列し、ご遺族にお悔やみを申し上げ、故人とのお別れをします。 ...
-
報告書の例文とマナーと書き方
ビジネスでは文書が武器であり 重要なことに違いありませんが、なかでも報告書は、次の仕事のステップにもつながることが多いので、特に重要なものとなります。もちろん、報告書と言って...
-
提案書の書き方
1.提案書とは 2.提案書の書き方 3.提案書を作成するにあたって 提案書とは 営業を進めるにあた...
-
小論文の書き方
小論文は、設問にたいしての自分の考えや意見をまとめて述べるだけなので、得意な人にとっては、非常に簡単なものです。ですが、文章を書くのが苦手な人や、考えをまとめるのが苦手な人...
-
準確定申告の書き方
所得税の確定申告をしなければいけない人が、年の中途で亡くなった場合には、亡くなった日から4カ月以内に準確定申告を提出しなければいけません。 ...
-
「心ばかり」の意味と例文と書き方
日本人はなにか助けてもらった時には「ありがとうございます。」と手を合わせたり、お礼をします。悪いことをしてしまった時には「ごめんね」と謝ります。 欧米人な...
のしとは、本来「のしあわび」といい、祝儀袋の右上についているものを指します。昔からあわびは重要な食べ物で、お供え物として用いられていたことから、伸ばしたあわびを和紙で包んだものを慶事や祝い事の贈答品に添えて贈る事が風習となりました。その風習が簡素化したのが現在の「のし」です。祝儀・不祝儀などによって、のしの書き方・袋の選び方に礼儀があります。失礼のないよう、正しい知識を得ておきましょう。
のし袋選び方
のし袋は、金額や目的にに合ったものを選びます。結婚の時は、のしのついた、金銀か紅白の水引きで結び切りのものを使います。蝶結びの水引きは、ほどけるという意味があるので不向きです。水引きが印刷されたものは5000円以下、金銀か紅白の結び切りのものは1万から3万円、豪華な水引き細工のついたものは5万円以上など、金額に合ったものを選びます。
カラフルでデザイン的なものは、目上の人に対しては用いないようにします。仏式と神式では、水引は黒白、白か銀色一色の結び切り、キリスト教式では、ユリの花や十字架が書かれた専用の袋か白い封筒を用います。お祝い事の場合は、紅白の蝶結びの水引のものを使います。蝶結びは何度あっても良いものに使い、結び切りは一度だけにしたいものに使います。お見舞いの場合は、水引きのないものを選びます。目上の人の場合以外は、白い封筒でも構いません。
基本の表書きの例文
のし袋の表書きとは上書きともいい、贈る目的のことです。水引きの結び目の中央上に、名前はフルネームで、中央下にバランスよく書きます。筆か筆ペン、またはサインペンで濃くはっきりと書きましょう。ただし、これはお祝い事の時のみです。不祝儀の場合は、薄墨で書きます。お祝い事の時は、慶びを表し、墨を濃くして心を込めて書きます。
法事などのときは、「墨をする間もおしんで駆けつける」といった意味と「悲しみの涙で薄れる」という意味があるので、表書きの文字の墨の色を心持ち薄めにすることが正式です。間違われないように注意して下さい。連盟のばあいは、右側の人が上位で順に左へ書きます。4名以上のときは、代表者名と外一同とし、半紙などにその他の氏名を列記して中に入れます。
中包みの書き方
市販の祝儀袋や不祝儀袋を買うと、ほとんどに中包みがついています。ついていない場合は、半紙などでお金を包みます。慶事の場合、表に金額を書き(裏に金額の欄がある場合は、裏に書いてもよい)、裏面の左下に住所と氏名を書きます。不祝儀のときは、表には何も書かず、金額は裏面の下に、左下に住所と氏名を書きます)。
金額は、壱萬円・弍萬円・参萬円・伍萬円・一拾萬円(十万円)と旧漢数字を用いるのが正式ですが、最近では、一・二・三・五・十・万などを使うことが多くなっているようです。四と九は、「死」「苦」に通じる縁起の悪い数字とされているので、避けるようにします。
袋の折り方にも礼儀
お金を包む中包みも上包みも、結婚祝いや一般的なお祝い・葬儀や法要によって包み方が異なります。間違えないように覚えておきましょう。お礼は、まず中包みで包み、それを上包みで包んで水引きを結ぶのが正式です。通常は袋に中包みがついているので、その中に入れます。中包みの中にお礼を入れる際には、お札の表が表面になるようにし、お札に印刷された肖像が上になるようにいれます。
法要や葬儀の場合は、逆に入れます。入れるお札は、結婚など一般的なお祝い事の場合は新札を入れます。法要や葬儀の場合のときも、なるべく綺麗なお札をいれます。この場合は、新札にする必要はありません。新札にすると縁起悪い事を「用意して待っていた」となるので、気をつけましょう。
ふくさの扱い方
祝儀袋や不祝儀袋を持参するときに欠かせないふくさ。こちらも、結婚祝いや一般的なお祝い事・法要や葬儀で包み方は違ってきますので、気をつけるようにしましょう。まず、祝儀袋・不祝儀袋はふくさに包んで持参し、渡すときは必ずふくさから出して渡すのがマナーとなります。
これは、ふくろの汚れを防ぐのと同時に、ていねいに扱っていることをしめす意味があります。ふくさがない場合は、ハンカチやふろしきなどで包んでもかまいません。ピンクやオレンジ色などのふくさは、結婚祝いや一般的なお祝い事に使用します。法要や葬儀の場合は、紺色やグレーなどを使用します。
むらさき色のふくさは、どちらの場合でも使用出来るので便利です。お祝い事の場合の包み方は、ふくさの左側にのし袋をおき、左側をかぶせたら、上・下の順にかぶせていき、右側をかぶせ、折り目が左側になるようにします。法要や葬儀の場合は、ふくさの右側にのし袋をおき、右側をかぶせたら、下・上の順にかぶせていきます。左側をかぶせ、折り目が右側になるようにします。
以上が、のし袋についての一般的なマナーになります。社会人・大人としての礼儀として失礼のないようにする為にも、覚えておくことが大切です。また、失敗を防ぐ為にも何度か練習しておき、急な時にも対応出来るよう準備しておくと良いでしょう。
のし袋の書き方など色々な書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:ビジネスで使える!のし袋の書き方
タイトル:一年忌・初盆の葉書の書き方
タイトル:初穂料のし袋の書き方~会社~
タイトル:結婚式の引き出物の【のし】の書き方
タイトル:慰労会:のし袋の書き方