離職票の書き方
-
わかりやすい文章構造の習得方法について
文章構造について書いていきます。つまり、読み手にとってわかりやすい文章構造とはどのような文章なのか、そして、それはどのように習得することができるのか、その2点に焦点を絞って書いてい...
-
示談書の書き方:慰謝料
1.示談書とは 2.示談書の作成方法 3.示談書の構成 示談書とは 示談書というのは、当事者間で裁...
-
職務経歴書の書き方についてご案内いたします。
1.職務経歴書を主に使うのは転職者の方々です。 2.まずは手書きなのか、パソコンでの書面なのかについてです。 3.次に作成の流れについてご案内します。...
-
1月の挨拶(書き出し・文頭)の例文と時候の挨拶と書き方
きちんとした手紙を書く際には 書き出しにその季節を表した文章を付け加えることがあります。これを時候の挨拶といいます。これらは、月ごとにある程度用いられるものが決まっており、1...
-
インタビュー記事の書き方
学校や会社から出される発行物の編集に携わる場合、インタビュー記事の執筆を行う場合があります。たとえば、学校の出版物であれば、現在は社会で活躍しているOBのインタビュー、会社...
-
返信用封筒の書き方
ビジネスにおいては、返信封筒を利用することはよくあることです。会社勤めの人だけでなく、専業主婦や学生でも返信封筒を日常で使うことはあります。例えば、市役所などから送られてく...
-
会社訪問のお礼状の例文とマナーと書き方
大学生も後半になってくると、そろそろ将来の進路について考え始める時期ではないでしょうか。どのような企業でこれから社会人生活を始めるのかということについて自分なりによく考え、そしてそ...
-
マンガの書き方について
マンガの書き方について紹介します。大まかな流れは、プロット→ネーム→下書き→ペン入れ→仕上げという工程となります。 どの作業も一つ一つがとても重要で、作品...
-
準確定納付書の書き方
準確定納付書の書き方についてですが、これは意外と知らない人が多いのが特徴です。確定申告をすべき人が死亡していたりすると代理人や相続人がする事になります。少し面倒ではあります...
-
交通費明細書の書き方
1.交通費明細書とはどんな時に必要? 2.明細書に必要な項目は? 3.例文 4.領収書の添付も必要です 交通...

退職した際に会社から送られてくる離職票。その内容は失業保険を受け取る時に非常に重要になってきます。きちんと確認すればよかった、と後悔しないよう正しい離職票の書き方を知っておきましょう。
離職票とは
まず失業保険を受けるためにはハローワークへ提出しなければならない書類がいくつかあります。その中の一つが離職票であり、これが給付を受けるにあたり非常に重要となります。会社を退職した場合、離職票と給与所得の源泉徴収票、退職所得の源泉徴収票がしばらくたって送られてくることになっています。
もし10日以上たっても送られて来ない場合は退職した会社に問い合わせましょう。これは法律で決まっていることなので、すぐに送ってくるよう要求しても問題はありません。なぜ大事になってくるかと言うと、離職票に記載されている内容次第で、給付金の金額やもらえる次期などが大きく変わってきます。
確認すべき点は、退職前の賃金額と退職理由の2つです。月々の賃金額は給付金の額に直接関わってくるものです。金額が高ければそれだけ受け取れる金額も高くなります。通勤手当など、基本給だけでなくその他の金額も反映されているかしっかり確認しましょう。また退職理由が、会社都合と自己都合とでは給付金を受け取れる時期に大きな差があります。
基本的には会社が作成したものになるので、自分が思うものと違った内容の場合は、必ず訂正しましょう。これも会社に問い合わせて下さい。(もし応じてくれない場合はハローワークに相談しましょう)
離職票の書き方
気をつけなければならないポイントはたった一つです。それは正直に記入することです。前項にもありますが、会社側の都合で、違う内容が記されている場合があります。これは必ずしも悪意によるものではなく、ミスや気遣いの場合もあります。例えば単純に金額の間違いによるものや、会社での大きな失敗や業績不振による退職の場合、上司が気遣い自己都合での退職にしたりすることもありえます。
そのままハローワークに提出してしまえば、後々修正することは難しいでしょう。賃金に関しては、金額を多く記入することは出来ませんが、実際に貰っていた金額より少ない場合は、自身の給与明細などと照らしあわせてきちんと記入しましょう。次の項目で説明しますが、月額の賃金額が本来より少ない場合、一日あたりに受け取れる金額も少なくなります。
そこに受け取ることが出来る日数分をかけたものとなるので、大きな差になってしまいます。自分がこれまで働いてきた結果が給与という形で表されているので、退職理由と同様に、しっかりと事実を記すことを心がけましょう。
例文「自己都合による転職」「会社の業績悪化による解雇」など
給付の金額と期間
ここでは離職票に記載されたことが、どのように給付金に影響するかを説明します。失業保険の金額のうち、一日あたりもらえる金額を基本手当日額といいます。この基本手当日額に給付日数を掛けると、失業給付金の総額が分かります。各月ごとの賃金額の計を、上から6ヶ月分(6マス分)足してください。
手元にない方は給与明細などでも構いません。毎月25万円の人は、25万×6=150万となります。それを180で割った数字とご自身の年齢に応じて基本手当日額が決まります。年齢により多少の前後はありますが、数字が大きいほど金額が上がります。詳しくはハローワークに問い合わせて下さい。
失業保険がもらえる期間は、原則として退職した日の翌日から1年間の間であり、これを所定給付日数といいます。退職理由や、退職時の年齢、雇用保険の加入期間などによって決定されるのですが、その中でも退職理由は給付開始時期にも影響します。
自己都合退職の場合は、退職時の年齢にかかわらず、雇用保険の加入期間のみで所定給付日数が決められ、失業保険の給付を受けるまでに3ヶ月間かかります。この3ヶ月間のことを給付制限といい、会社都合であれば7日間で受け取れるようになります。離職票の内容について気をつけなければならない理由はこのためです。
失業保険を受け取るためには
離職票を正しく、正確に記入することはもちろんですが、給付を受けるためにはいくつかの条件があります。その一つが雇用保険の加入期間です。まず在職中に雇用保険に加入していたとして、退職した日からさかのぼった2年間のうち、保険料を支払っていた期間が通算で12ヶ月以上あること。
つまり雇用保険に入っていないアルバイトなどは失業保険を受取ることが出来ません。また失業保険の目的はあくまでも再就職までの生活支援であるため、働く意思があることも条件の一つです。書類だけ仕上げればいいと思わず、働きたいという前向きな気持ちを持つようにしましょう。
次の仕事を探す間も、生活費の心配を減らすことができれば、自分にあったよりよい仕事を見つけられるかもしれません。いくつかのポイントを気をつけるだけでいいので、退職した際は必ず確認するようにしましょう。
離職に関する書類の書き方など色々な書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:離職証明書の書き方
タイトル:離職理由の書き方