般若心経:写経の書き方
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般若心経とは
般若心経とは観音様が釈迦の弟子に問いかける形で教えを説いている経典です。「般若」は智慧を、「心経」は肝心なことを説いた経典という意味を表し、その教えは「空」をキーワードとして悟りへの道を示したものです。
日本には奈良時代に遣唐使によって伝えられました。漢文への般若心経は中国唐時代の僧である玄奘がサンスクリット語から訳したものとされ、全600巻の「大般若経」を262文字の中に凝縮した経典でもあります。そして、現在においては宗派を超えて読経や写経に広く使われています。
写経の内容に関して
般若心経は262文字の短い経典ですが、丁寧に時間をかけて取組んだ場合には、個人差にもよりますが2時間程かかります。まとまった時間が取れない場合には1~2行でも集中して書けば良く、集中することで達成感を得ることができます。
方法には手本を見ながら用紙に書き取って行く臨写による方法と、一般的に多く行われている複写があります。臨写ではでは主に市販されている用紙を使いますが、練習の場合には普段使用している罫線がついているノートなどでも良く、ペン字で行っても構いません。複写の場合には手本を下に敷いて用紙を置いてなぞる方法となりますが、初めての場合には複写から始めるのがやりやすく、専用の用紙も用意されています。
1行は17字で構成されており、これは古来からの約束事であり、般若理趣経には「17は清浄の本有を示す」とあるため、そこから始まったとされています。写経ではまず、内題から行います。内題とは本文の最初にある経名の事で、「摩訶般若波羅密多心経」がそれにあたり、文字間を本文より詰めて、字の大きさは本文と同じにするのが決まり事となっています。
本文においては1行17字となり、界線からはみ出さないようにします。大切なのは気持ちをこめて丁寧に書くことで、作法では「1字3礼」の心がけが必要といえます。最後には奥題となり、「般若心経」と書きます。般若心経では最後にあたる「掲帝」以降の18文字が重要な部分とされており、ここだけはサンスクリット後に漢字を当てはめただけになっています。
つまり、一番肝心な部分を意味し、それは、写経の場合にも感じることができます。奥題の後には題文を書くことになりますが、書式に決め事はなく、そこでは、家内安全や健康回復など願い事に関して記入するようになっています。その場合には日付と名前も忘れないように注意をします。
文字を書く場合の心構えと環境
書き方としては心をこめて書くのが大事なことですが、写経の途中で間違えてしまう場合もあります。なかなか進まない事があっても諦めないで行うことも大事なこととされており、気にすることはありません。美しい文字を書く場合には、まず、正しい筆の持ち方に注意をはらいます。
正しい持ち方をし、無駄な力を抜くことが大事なことで、特に、手首には気をつけます。手首が浮いていると、指にも腕にも力が入ってしまい、上手く書くことができなくなってしまいます。手首の小指側を机の上に固定すると指の動きが伝えやすく、また、長時間書いていても疲れにくいといえます。
他に、写経を行う場合に注意しなければならないのは文字自体への意識です。隣り合う隙間が均等になることを注意するだけで画数の多い文字も美しくなります。また、文字の外形をつかむことによって文字の中心軸もきれいになるので、縦に並ぶ文字の中心軸が一本になるようにすると、とてもきれいに書くことができます。
写経を行う場合には環境にも気をつけなければなりません。写経を行うことは仏様と向き合うことでもあり、そこでは最低限の清潔さを守らなければなりません。例えば、手洗いやうがい、汗をかいた場合などは注意をし、使用する机の整理や周りの整理整頓にも、それは当てはまります。また、部屋で香を焚くなど、気持ちを静めて行うことも大事なことであり、それは、美しい文字を書くのも役立ちます。
静かな環境も必要で、多くの写経は自宅だけでなく、社寺仏閣等の施設においても行なわれています。施設での参加に関しては多くの人と同じ部屋での作業となりますが、自分に集中すれば周りを気にすることもなくなります。もし、途中で疲れてしまった場合には休憩しても構わず、生理現象の場合などは、一言断って席をはずせば問題はありません。
写経に用いる道具に関して
写経には市販の用紙の他に筆と墨が必要となりますが、そこにはいくつかの種類があります。筆に関しては和筆と唐筆があり、特に和筆では「天平筆」などの代表される高価な筆もあり、金額も様々です。初めて写経を行う場合には一般的に市販されている筆で構わず、小筆であれば問題ありません。
保管の場合には注意が必要で、使用後においては紙に水を含ませて墨のついた部分をふき取っておきます。そして、ふき取った後に穂先をとがった状態に整えておきます。気軽に扱える筆として写経用の筆ペンも市販もされており、空いた時間に写経を行いたい場合などにはとても便利ですので、筆ペンの利用も1つの方法です。
墨に関しては、濃い墨を必要とすることから粘りの少ないニカワを使ったものが最適とされています。古墨等、高価なものもありますが、市販されている普通の墨も使用することができますし、細字用の濃くて粘りが少ないものであれば構いません。墨の種類には油煙墨と松煙墨があり、それぞれに特徴があります。
油煙墨は書いた時に艶がでるのが特徴で松煙墨は少しずつ艶のないような状態に変化をしていきます。日常的に行われる写経においては墨の種類にそれほど注意をする必要はなく、経済的な油煙墨で十分といえます。他に写経で使用される硯ですが、現在は価格が安い中国産のものがほとんどとなっており、国産においては石の種類によって様々で高価なものが販売されています。
写経は使う墨の量も比較的少ないの小ぶりの硯であれば問題はありません。使用後はふき取って保管すればよく、時にスポンジ等で洗えば長持ちもします。最後に紙に関してですが、写経用の紙は鳥の子などに始まり、いくつかの種類が使用されています。
施設で販売もされており、写経用として書画材料店などでも販売がされていますので簡単に入手することができます。初めての使用の場合には界線が印刷されている用紙が使いやすく、慣れてきましたら界線がついて無い用紙を使用する方法もあります。