ヘルパー2級を持っている人の履歴書の書き方

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  1. 1.ヘルパー2級とその正式名称について
  2. 2.ヘルパー2級保持のメリットについて
  3. 3.気持ちと絡めて記入する

 


ヘルパー2級とその正式名称について

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ヘルパーとは、介護や支援を必要としている人が住んでいる自宅に訪問し、必要な介護や援助を提供する、訪問介護員のことです。しかし勿論、訪問介護だけではなく、入居、通所問わない施設介護に携わることも多い資格です。また、養成校などを経ずに、実践介護のプロであり、国家資格でもある介護福祉士の資格を受験するためには、このヘルパー2級の資格を有していることがひとつの条件にもなっています。

 

このヘルパー2級、実は現在では呼び方が変更しています。また履歴書に資格を記入する場合、その書き方としては資格の正しい名称を書くことが求められます。まず、ヘルパー2級として呼ばれていた頃に研修などを修了し、この資格を取得した場合は、「訪問介護員養成研修2級課程修了」と言うのが正式名称です。

 

そして、呼び方が変更された2013年度以降にこの資格を取得された方の場合、「介護職員初任者研修課程修了」と言うのが正しい名称、書き方です。福祉関係者であれば、この名称の変更は既知であって当然ですから、「介護職員初任者研修」の後にわざわざ、カッコ書きで旧・ホームヘルパー2級、と付け加える必要はないです。

 

ただし、介護、福祉業界以外に履歴書を持っていく場合、そしてそこでひとつの資格としてアピールする場合は、この名称変更を知らない人も多いかもしれないので、先程のように追記をしておいた方が親切であり、なおかつ正しくアピールをすることができます。

 


ヘルパー2級保持のメリットについて

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介護現場は慢性的な人手不足です。そのため、ヘルパー2級などの資格を持っていない人でも歓迎と言う事業所などは少なくありません。ただし、介護に必要とされる最低限の知識、技術を有していて欲しいと言う思いから、ヘルパー2級の資格を持っていることを条件としている事業所などが多いのも事実です。

 

事業所によっては、無資格の人が働きながら、この資格を取ることができるよう支援しているところもあります。それだけ、人手不足であるとは言え介護現場にとってみれば、本音としてはこの資格を持っている人が欲しいと言うことなのです。ですから、ヘルパー2級の資格を持っていれば、介護の仕事に就くことができる可能性は、持っていない人に比べればずっと高いと言えます。

 

また、当然ひとつの資格なのですから、資格手当がつくことが多いのもメリットと言えます。そして先にも述べたとおり、介護福祉士と言う国家資格に向けてのキャリアアップを目指すことができるのも、大きな魅力であり、ヘルパー2級を持っているからこそのメリットです。

 


気持ちと絡めて記入する

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ただし、ヘルパー2級の資格を持っているからと言って、簡単に採用されると言うわけではありません。やはり、より採用の可能性を高くするためには、資格を持っていることと、介護の仕事についてどのような思いを抱いているか絡めてアピールする必要があります。たとえば、養成校などを経て資格を取得した人は、元から介護の仕事について興味があったと考えることができます。

 

もしそこに、自分の具体的な、介護にまつわる経験などがあるのであれば、それを交えながらアピールすると非常に効果的です。今までの仕事は、まったく介護とは無関係だった。ただ何となく、研修があったので勉強をして、ヘルパー2級の資格を取得したと言う人や、就職に有利になればと思い資格を取得したと言う人は、特別、介護の仕事に対しての気持ちはないと思われているかもしれません。

 

しかし、本当に何の気持ちも興味もない人は、わざわざ研修に出向いたりしませんし、それを修了させることも難しいはずです。研修を終え、ヘルパー2級の資格を取得した以上、意識できていないだけで介護に対する何らかに気持ちがあるはずなのです。それは、興味であっても構いませんし、疑問であっても構いません。

 

それらを知りたいと思い、介護業界への転職、就職を決めましたと言うのも、じゅうぶんにアピールすることができる気持ちです。ヘルパー2級の資格は取得したばかりで、介護の仕事にも就いたことがないと言う人も、その初々しさを前向きにとらえ、積極的にアピールをすれば、きっと好印象につながるはずです。

 

自分の何を介護に活かすことができるかを考えて、履歴書でアピールするもう少し踏み込んでみると、気持ちだけではなく、自分のどう言ったところを介護の仕事に活かすことができるかと言うこともアピールすると、良いと言えます。働く介護現場の種類に応じてアピールをすれば、より効果は高いです。

 

たとえば、マラソンが趣味であり、体力に自信があると言う人は、入所系の施設であれば、夜勤や変性時間勤務にも耐えることができますとアピールすることができますし、通所系の介護であれば、利用者さんとのレクリエーションやリハビリにも、どんどん積極的に取り組むことができるとアピールすることができます。

 

主婦の方で、とにかく家事には自信があると言う方は、訪問介護であれば、利用者さんの意向を聞きながら的確に、迅速に、家事支援を行う自信があるとアピールすることができます。入所系の施設でも、利用者さんと家事の話題で盛り上がることができるとか、利用者さんと家事を行う場面においては頼りにして下さいとアピールすることができます。

 

資格や気持ちは言うまでもないことですが、介護の仕事においては、その人の性格や趣味が非常に頼りになることも少なくはありません。利用者さんの中には、元気いっぱい、おしゃべり大好きと言う人もいれば、一人でいるのが好きで、そしてどちらかと言えば口下手と言う人もいます。

 

そのような人にとっては、元気いっぱい、おしゃべり大好きな介護者よりは、物静かで口数の少ない介護者の方が付き合いやすいはずです。趣味についても、自分と同じ趣味を持っている人とは、それだけで話題に困りません。しかし逆に、自分の知らない趣味を持っている人の話は新鮮で、思わぬ刺激を与えてくれることもあるため、そこから新たな興味を覚えると言うこともあります。

 

ですから自分の性格、趣味などは、どう言った介護の現場で、どのように活かすことができるかを考えるのは、非常に重要なことなのです。履歴書とは、決して個人情報や有している資格のみを記入するものではありません。

 

自分がどのような人間であるのかを、わかりやすくアピールするためのものでもあります。この人と一緒に介護の仕事をしたい、この人になら利用者さんも安心して接することができそうだと思わせるような履歴書を作り上げて下さい。

 

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タイトル:介護福祉士履歴書の書き方
タイトル:リハビリサマリーの書き方

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