わかりやすい企画書の書き方

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  1. 1.企画書とは
  2. 2.企画書の書き方の流れ
  3. 3.企画書の活かし方

 


企画書とは

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何か新しい事業を発足することを任された場合、まず最初に作成するのが企画書です。その事業がどういった目的で立ち上げられ、どのような成果を見込めるかを検討し、だれが見てもその内容がわかりやすいものでなければなりません。

 

責任重大ではありますが、やりがいのある仕事になります。そんな企画書を初めて作成する場合に書き方がわからい、というのはよくある話です。企画書の書き方に、これが正解というマニュアルはありませんが、一般的な書き方を順を追って説明していきましょう。ただし、業種業態によっておさえていくポイントが変わっていくケースは多々あります。現在のポジションを考慮して、うまく使ってください。

 


企画書の書き方の流れ

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(1)タイトル
その企画自体の主タイトルです。
通常の業務内での事業であれば、「~事業」というようなありふれた名称になるでしょう。商品として、その名称が全面に出て行く場合には、コンセプト等がわかりやすいものにした方がいいでしょう。
 
(2)目的
その企画自体の目的を書きます。
どういった目的でその事業を立ち上げようとしているのか。または、様々な問題がある中で、それらを解決するための方法として起案するのが目的であるのか。
 
企画する内容で色々な目的があると思いますが、新規事業を企画するのには最終の目標もあるでしょうから、そこにたどり着けるような目的を書いていきましょう。ある意味で一つのスローガンを作るわけですから、関係する人たちの心をつかむ目的を考えてください。同じ目的を持って同じ情熱があれば、新規事業は成功に近づきます。
 
(3)手段
(2)目的で書いた目的を達成するための手段を書いていきます。
ここは手法をより具体的に書きましょう。
 
企画から事業を実際に進めていくとなった場合、詳細な手配が必要になります。前準備とはいえ、ある程度の詳細な部分は把握し、落とし込むようにします。段階を追った準備が必要であれば、それらも詳細に書いていきましょう。図面やフロー図などを使って視覚的にわかりやすくすることも必要です。この企画のマニュアル的な部分でもありますので、明確にわかりやすくまとめるようにしてください。
 
(4)特長
本企画における自社オリジナルの特長を提起します。
企画を本当に事業として承認すべきかを判断する材料にすべく、詳細に落とし込んでいきます。それが他社に先駆けた先進的なものであれば、しっかりと調査も行っていきます。 
しっかりとした情報を収集し、出所が明確なデータを用いて、比較資料や比較表などを作成してアピールしてください。企画を上層部に納得してもらう大きなポイントになります。ここでのマーケティング力は後々にも役立ちます。最近ではインターネットでもかなり詳細なデータを収集できます。主観的な部分と客観的な部分をうまく使い分けてまとめるようにしましょう。
 
(5)予算
本企画を推進するにあたっての必要な予算を立てていきます。スタートの段階でのイニシャルコスト、推進していくにあたって必要な人件費、交通費等含め、本企画でかかる費用を全て上げていきましょう。この段階では、正確な金額は必要ありません。
 
規模にもよりますが、千円、万円単位で丸めて概算金額を試算していきます。また、売上による収益が見込めるようであれば、その予算立てもしておいた方がいいでしょう。年を追って伸びていく企画であるのならば、長期計画での売上収益を試算しましょう。
 
グラフなどをうまく使ってわかりやすいものにします。実際のところ、事業を成功させるのは収益です。このポイントが明確に打出せれば、企画としては通りやすくなるポイントです。
 
(6)スケジュール
企画を進めていくスケジュールを作成します。スタートするタイミングから準備段階、一次審査、二次審査、最終段階、事業開始といった流れに沿ったスケジュールを作成します。外注手配が必要であればその納期も考慮します。
 
まだまだ詳細なスケジューリングは難しい段階だとは思いますが、まだ企画段階です。
少し余裕をもったスケジュールにしましょう。(最終事業開始のタイミングが決まっている企画であれば、それに合うようにスケジュールを調整します。)
 
(7)特記事項
その他、懸念される事項や周知しなければならないことなとがあれば特記事項として書いておきます。後々会議等での懸案事項相談にも使えますので、気になる点はすべて挙げておきます。
 
(8)その他
企画内容にもよりますが、例えば自社内での専用人事が必要な場合は、人員配置も書いていきます。各部署を跨いでの人員調整であれば、前段階での各部課長へのコンタクトも忘れないでください。
 
以上が一般的な企画書作成の流れです。
もちろん業種業態によって様々なシチュエーションがありますので、一概にこの通りではないですが、この作成方法に肉付けしていくような形で進めていけば問題ないと思われます。

 


企画書の活かし方

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あとは、その企画を説明する際のプレゼンテーション力にかかってくるでしょう。最近の主流は、パソコンを使った投影式のプレゼンテーションですので、専用ソフトを駆使して企画書を作成してください。このプレゼンテーション専用ソフトには、企画書に様々な効果をつけていくことができます。

 

全画面でスライドを送っていくスライドショー機能はもちろんのこと、文字の強調や動画の設定、BGMの設定も可能です。また、企画書にそって上層部にプレゼンテーションしていきますので、まずは自分でしっかりとシミュレーションしてください。このシミュレーションはとても大事なことです。

 

企画内容を丸暗記するぐらいまで何度も何度も繰り返し練習して、質問が出そうなポイントも自分で想定してください。投げかけられた質問に対し、迅速に的確に応答できることも上手なプレゼンテーションの一部です。

 

ポイントをおさえた企画書の書き方とわかりやすいプレゼンテーション。この2つが企画を成功させるおおきなポイントとなります。ここを確実におさえておきながら、あとは自信をもって進めてください。あなたの自信がみんなの心を動かす原動力になっていくことでしょう。自分が納得する企画書が完成し、シミュレーションを繰り返し行えば、自然と自信に変わっていきます。

 

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タイトル:レジュメの書き方
タイトル:予算書の書き方
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