ペット葬儀の香典袋の書き方
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香典袋の書き方
ペットは飼い主にとっては家族同然です。人間だからペットだからといった区別はなく、だからこそペット葬儀を執り行います。その気持ちを汲むことが大切です。参列する場合には正式な喪服までは要求されませんが、黒やグレー、紺色といった色目の、デザインが派手にならないものでまとめましょう。
アクセサリーのような光ものが厳禁です。もし参列できない場合には、人間と同様に弔電などを用意しましょう。飼い主にとっては子供同然ですので、子供の葬儀と同じように、かわいらしい図柄の台紙が好まれます。参列する場合、香典袋を包まず、そのペットが好きだったものやお花、写真立てと言ったものが好まれるとされています。
しかし、だんだんとペット葬儀の参列者も増え、「物」ではかえって邪魔になってしまうといった風潮も生まれています。以前は確かに「香典まで包むのはやりすぎ」といった意見もありました。しかし時代の流れが「香典はペットにやりすぎ」とは言わせないものになっています。
相手の気持ちを尊重し、人間の葬儀に参列するつもりでマナーを守って立ち振る舞うのが賢明です。香典袋の書き方は、仏式であれば表書きは、「御霊前」「御香典」「御香料」などのいずれかになります。水引の上部に書き、下に自分のフルネームを記入します。中袋にも同様にフルネームで記入します。
「御霊前」が最もポピュラーです。「御仏前」は四十九日の法要から使われますので、一般的には葬儀で使われる事はありません。浄土真宗の場合に限り「御霊前」ではなく「御仏前」を用いることもあります。ペット葬儀では喪主の宗派に準じていたり、宗派なく執り行われたりとケースバイケースになります。
ですので、「御霊前」であれば、差し支えありません。キリスト教式や無宗教の場合でも、「御霊前」であれば問題なしです。薄墨を使って記入するというルールには注意しましょう。決して鮮やかな墨を使ってはいけません。香典の金額の注意点としては、ほぼ人間と同様に考え、そこから若干金額を抑えると妥当です。
人間の葬儀の場合、香典の金額は相手との間柄や自分の年齢によって決定します。ペット葬儀の場合にも、当てはめて差し支えありません。喪主との関係やペット自身との関係で考えます。友人知人の間柄であれば、三千円から五千円。
喪主が恩人であるといったケースでも、この金額が妥当です。ペット同士が友人であったという間柄も、このラインにあたります。血縁関係の場合だけは、人間に当てはめると高額になってしまいますので、一万円程度までと考えてよいでしょう。
香典袋は通常、金額が五千円くらいまでは水引が印刷のシンプルなものを用い、一万円以上になると水引があるものを用いるものですが、ペットの場合には五千円でもささやかな白と黒の水引が付いているものを使った方が、尊重している気持ちが伝わるともいえます。
香典袋の注意点
蓮の花が印刷された香典袋もありますが、これは仏式の時のみ使われるものです。神式やキリスト教式、無宗教では使われることがありませんので、解らない時には蓮の花が印刷されていないものを用いるのが賢明です。外袋の表書きも、中袋があるなら中袋の記入欄も、薄墨によって記入します。
裏側の折り方にも注意が必要です。慶事は幸せがこぼれないように先に上を折って下を折り重ねますが、弔事の場合にはそれとは逆です。先に下側を折ってから、上の折りを重ねるようにします。これによって悲しみを表現することとともに、弔事が続かないことを願う気持ちを表しています。
また、お悔やみの言葉にも注意しましょう。ペットの対する向き合い方の違いがついつい出てしまうのがお悔やみの言葉です。あくまでも相手の気持ちを尊重することが大切ですので、間違っても「またペットを飼えばいいよ」といった雰囲気の言葉は避けましょう。
人間の葬儀の時にそういった言葉をつかあないのと同様に、喪主にとってはかけがえのない相手であったのです。「亡くなってしまって悲しい」「残念である」そういった気持ちをシンプルに伝えるだけでも良いでしょう。
物をお供えする場合
花が良く選ばれています。花屋も近頃ではペット葬儀に持参ずるといった依頼が多く、心得ています。邪魔にならないようにと、アレンジメントフラワーをすすめられることが多いでしょう。人間とは違い、使われる花は「避けられている花や色」以外であれば、なんでも受け入れられます。
小型犬の場合にはかわいらしい花や色であしらわれたものが好まれ、大型犬であれば百合や蘭といった豪華さのある花が好まれる傾向にはあります。ペットの性格などを花屋に伝えると、それとなくアレンジしてくれます。また好きだったペット用スナックやおもちゃといったものを持参するのも喜ばれます。
ペットとの思い出を飾る、写真立てなどが選ばれていることもあります。香典にするか、花などのものを持参するかは、喪主の受け止め方を想像して決定しましょう。香典だと気を使い過ぎてしまわれるかもしれないといった心配がある時には、他のもので考えるといった柔軟性も持つと良いでしょう。
ペット葬儀のこれから
ペットの扶養手当や慶弔金を用意する企業も出現しています。ペット関連の製薬会社やペット用品の製造販売といった会社に見られるようになってきて傾向です。ペットの死亡時には、社長名で弔電と香典が届き、忌引休暇も1日付与されるといった会社もあります。
子供の数よりもペットの数の方が多くなっている現在、もはや「ペットだから」といった考え方を当てはめて判断するということはできなくなっています。またペットを飼う権利とともに一生育てる義務が生じるといった考え方も定着し、家族の一員である意識も強まっています。その中でペット葬儀を執り行う人も急激に増えています。
ペットと暮らしていない人も参列することが増えてくるでしょう。「たかだかペットに」といった意識を持つことは、悲しんでいる相手をさらに悲しませることになってしまいます。ペットに対する慈しみの心を持って、また悲しんでいる喪主の気持ちを汲んで、参列しましょう。このような背景から「ペットに香典はやりすぎ」といった認識はなくなってきています。
香典袋の書き方など色々な書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:香典袋:夫婦連盟中袋の書き方