上手な作文の書き方:小学
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子供、特に小学生の作文は事実だけを書き連ねる報告書のような内容になりやすいです。なぜ、そういった内容になってしまうのかというと、テーマを強制されるからということと、作文で何を書いていいのかわからないからです。
気持ちを書かせるようにする
子供、特に小学生の作文は事実だけを書き連ねる報告書のような内容になりやすいです。なぜ、そういった内容になってしまうのかというと、テーマを強制されるからということと、作文で何を書いていいのかわからないからです。たとえば、社会科見学でどこかの工場に出掛けたとします。
小学校に帰ってきた後に、工場見学の感想を書けと言われた場合、工場に行って、こういう物を見たで終わってしまうケースが多いでしょう。これは、見学した工場に対して興味を抱けなかったということに加えて、先生から言われた工場見学の感想というテーマによって、書く内容が限定されてしまい、結局、見たことをただ書くしかないということになってしまうからです。
なので、小学生に上手な作文を書かせたいと考える場合は、イベント全体と、それについての自分の気持ちを正直に書けという風に持ちかけてみましょう。そうすれば、工場見学の作文であれば、たとえば、先生から工場見学に行くと聞かされて面倒くさいと思ったといった感情や、あるいは工場へ行くまでに友達と話したり、
見たりしたことなどが作文の中に入ってくるので、内容が個性的になり、生き生きとしたものになります。見学先の人にコピーを送るというわけでもないのであれば、見学したけど面白くなかったという話でも自由に書かせるようにしましょう。そうすれば、なぜつまらなかったのかということも書けるので、子供ならではの物事のとらえ方が出てきて、面白い内容になります。
疑問と答えを一緒に書かせると面白くなる
しかし、自分の感情を自由に書いていいと言ったとしても、その通り、まるで心の中をそのまま書けるような子供というのはそんなに多くはありません。そういった子はもともと上手な作文の書き方を知っている子だからです。そのため、普通の子は面白かった、つまらなかったという感想だけで終わってしまいます。
では、そういった子にどのように上手な作文を書かせればいいのかというと、最終的な感情に加えて、なぜそう思ったのかという理由を書くように言ってみるといいでしょう。たとえば、最終的な感想が面白かったであれば、なぜ面白いと思ったのか、どこが面白かったのかを一緒に書かせるようにするのです。
実際に面白いことであっても、そのことのどこが具体的に面白いのかという部分は、人によって違うので、理由を書かせることによって独自性のある作文になります。また、なにかを体験したことを作文に書く場合は、その体験をする前に、疑問に感じていたことがあれば、それを書かせるようにしましょう。そして、体験したことで答えがわかったり、
あるいは体験後に人に聞いてわかった場合はそれも一緒に書かせるようにしましょう。たとえば、お菓子の工場に見学に行ったという場合、お菓子はなぜああいう形をしているのか、どのように箱を詰めているのかといった疑問を持つ子供が多いです。見学に行くとその答えがわかるので、それをセットで書かせるのです。すると、読む人にとって面白い内容の作文にすることが出来ます。
会話文を書かせるようにしよう
生き生きとした内容の作文を書かせたい場合は、会話文を入れさせるといいでしょう。作文の書き方に慣れていない子供の場合、作文のテーマとなっているイベントでいろいろな人と話をしたはずなのに、作文の中では一切、それが出てこないということがあります。なぜ会話文が出てこないのかというと、
作文のどこでどのように会話文を入れればいいのかよくわからないからです。なので、こういう子の作文はどうしても報告文のようになってしまいます。それを打開するためには、自分が主人公の物語を書くようにイメージさせるといいでしょう。そうすれば、先生に報告するために作文を書くという意識ではなく、自分の体験を書くようになるので、
会話文を入れやすくなります。大人でも、報告書に会話文を入れるようにと言われたら、どこで入れたらいいのかわからないように、作文を報告書と捉えている子供も、報告書ではないと言われない限りはわからないままなのです。また、会話文を入れさせることで、なぜ自分はそういうことを聞いたのか、あるいは人の話を聞いてどう思ったのかといった自分の考えもいろいろと書くようになるので、内容が深くなります。
ただ、あまり会話文を書かせすぎると、作文全部が会話で終わってしまうということもあり得るので、作文のテーマとなっているイベントの中で、印象に残った言葉や会話だけを書くようにと限定してみてもいいでしょう。そうすると、子供にとって心に残った言葉が強く出るので印象を深く残せるようになります。
作文が苦手な子にはこんな課題を出してみよう
いろいろとアドバイスをしてみても、どうしても作文を書くのが苦手という子がいた場合、作文のどういうところが苦手なのかを聞いてみましょう。絵がうまいか下手かというのは見ればすぐわかることですが、作文についても子供は、他の子と比べて自分は下手であるということを感じていて、それがコンプレックスになり、余計に書くのが嫌になっているという可能性があります。
そういう子の場合、語彙力が足りないという可能性があります。小学生でも作文の書き方がうまい子は、面白かったという感情を様々な表現を使って書き表すことが出来ますが、語彙力がないと、面白かったとしか書きようがないということになってしまいます。絵で言うなら、デッサン力がないために、同じポーズしか書けないといった状態です。
こういう子の場合は、とにかく本を読ませるようにしましょう。そして、面白い、つまらないといった感情にも様々な表現があるということを教えてあげましょう。語彙力が増えてきたら、ゲーム形式で短い作文を書かせてみるといいでしょう。たとえば、自分が面白いと思っている漫画やアニメについての作文を、
面白いという言葉は絶対に使わないようにして書いてみてという課題を出してみるという方法があります。あるいは、作文で一度使った表現を二度使うことは禁止というルールで書かせてみるのもいいでしょう。うまく誘導できれば、ゲームを攻略するようにその課題に挑んで、表現を工夫して文章を書く面白さを感じるようになります。