春の行書の書き方

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春の行書の書き方ですが、普通の楷書は綺麗にかけるという人でも、なかなか行書は難しいですね。そして春という漢字は、左右対称の形をしています。

 

  1. 1.左右対称の文字の美しさについて
  2. 2.三角形をしていることについて
  3. 3.構成しているものとのバランス
  4. 4.構成しているものとのバランス

 


左右対称の文字の美しさについて

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春の行書の書き方ですが、普通の楷書は綺麗にかけるという人でも、なかなか行書は難しいですね。そして春という漢字は、左右対称の形をしています。この左右対称の形というのは、楷書で書くときには問題はないのですが、行書は少し崩して書きますので、崩しすぎてしまうと、

 

文字性が失われてしまいますし、左右のバランスが崩れてしまうと綺麗に見えなくなってしまいます。楷書で書いた、左右対称の状態が一番美しい状態だとすると、左右対称ではない崩した形は、もう美しい状態とは言えないかもしれません。そしてまっすぐな直線だけでなく少し払う文字が出てきますので、

 

それもバランスを取るのに難しいこととなっています。そしてこれは文字に関係ないところでも共通して言えることなのですが、人というのは美しさを三角で表現するところがあります。形があるものは全て三角にしていき、それが美しさにつながるのです。

 

ですからこの感じもよく見ると上から下に広がっていてまるで三角形になっていますね。この状態がバランスが取れている状態と言えます。もともと最初の漢字がバランスが取れている状態ですから、そこから崩してしまうというのは、いかに上手に崩さなければいけないのか、それがわかります。

 

底辺の三角、そして線の広がり、高さ等すべて気にしてバランスを整えて書かなくてはいけないのです。ポイントとなるのは文字の高さの真ん中より上下のどちらかに二割くらい中心になる線をずらすといいとのことです。これが美しい形を見せるための三角形だそうです。

 


三角形をしていることについて

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漢字の大半は、ヘン、ツクリがあるので、通常四角い形をしていることが大半です。正方形になっているのが大半です。これでは美しく見えることは難しいのですが、運良く今回の漢字「春」はヘン、ツクリという漢字の構成ではありません。そして三角に見える構造を最初からしているので、美しく最初から見えてしまっています。

 

ではこれをわざわざ崩して行書にするのですが、その際美しく見えるようにしなければ行けません。ほかの文字でしたら、そのままアレンジを三角になんとか持っていけばいいのですが、それができないのです。左右のバランスもそのまま維持しなければ行けませんので、なかなかバランスを取るのが難しいでしょう。

 

美しい書き方をするためのコツですが、ハネ、オサエ、起筆、運筆、終筆などの線をいかに綺麗に引くか、バランスをよく引くか、それぞれの感じの線と線のバランスを見て空間の取り方にも注意する必要があります。それだけで全体を見たときに美しい形をしているでしょうか。しかしこれだけでは美しい形とは言えないのです。読めなければ行けません。

 

美しい文字の代表である形の三角、これは上に尖った部分がきていても、下に来ていても、正三角形でなくても、直角三角形でもいいのです。要は全てが三角に見えればそれでいいのです。そして「春」の場合はどのような三角形になっているのかといえば、

 

底辺が下になっている正三角形です。そして漢字というのは全部自然の造形で作られています。例えば見たままを表現しているものが多いのです。ですから漢字の大半は直立していて、水平に横に広がっているのです。春という漢字でも言えます。

 


構成しているものとのバランス

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漢字というのは全体を見て左右対称になることもありますが、漢字を構成している要素それぞれも左右対称になっていることが大半です。どのケースにおいても横に書く線というのは、平行にならないといけません。これをしないと、草書にあるように極端に形を崩してしまうことになるでしょう。

 

そして直立している線を書くときは、上から下にまっすぐ下ろして、そして平行に書く線は横にまっすぐです。「春」の場合は上の頂点から左右に払い下ろす文字がありますから、それも上手にバランスを崩しながらも全体は三角形を保ちながら下ろしてこないといけません。

 

行書の書き方で美しく見せようと思ったら、ポイントは、線の間隔が打つ牛さにそのまま反映されます。線の間を大きくとって感覚をしっかりと開けること、それが美しく見せることのコツです。文字のバランス、形を損なわない範囲で行書を書くときは、崩して書かないといけません。

 

ルールとして自然界で三本以上、線を交わらせることというのは存在していないので、三叉になっている場合は少しずつ交わる点の間隔を空けるといいでしょう。十字の日本の交わった線をばらばらにしてしまうと、大半の文字は形を損なってしまいますが

 

三線の場合には間隔をあけて書くだけでバランスを維持することは可能です。「春」の行書の書き方は、このように空間のバランス、そして三角を維持すること、直立は上から下に、それぞれのバランスを見ながら書く事で行書を綺麗にかけるでしょう。

 


共通して言える美しい書き方

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すべてに共通して言える行書体の書き方ですが、行書体は楷書帯よりも流れ、店舗を早くして書く書体です。見た目にわかると思いますが、まるで流れるような、動きのある見た目ではないでしょうか。流れるように文字を書くように、素早くテンポよく書く必要があります。

 

点画のつながりがあるような線に見える線を書きます。そして二点画以上を一筆で離さずに続けて書く事もポイントです。点画の形を変える、省略することも美しく流れるように見せるポイントとなります。そして角がある場合は、角は丸くします。

 

角の丸みをとることで美しさが際立ちます。楷書体みたいに、強い打ち込みをつけないで軽く入り全体的に柔らかい雰囲気を出す線の質にすることもポイントです。そして細い線がある場合は、楷書体の時に比べると短く書くといいでしょう。実線ではないつながりの線については、

 

力を少し抜いて勢いをつけて書くと、流れや躍動感が現れるのでこれもまたいいでしょう。流れるように、テンポをつけて速めに書く事が重要です。ゆっくりと流れるように書くのでもいいのですが、角をつけたり、いちいち止まったりして流れが構成にないようでしたら行書に見えません。

 

流れるように、自分のなかでルールを決めて書くといいでしょう。これはどの漢字でも共通して言えることですので書くときに流れをつかんで書くことを忘れないようにしましょう。上手く書こうとするのではなくて、バランスを見て書く事、これが重要です。上手く書こうとすれば、うまく書けなくなってしまいます。バランスを俯瞰しながら書く事が重要です。

 

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